皆さんどうも。競艇戦線の管理人です。

今回は、競艇界における最高峰レース「ボートレースグランプリ(2023)」についてご紹介します。

賞金王決定戦とも題されるボートレースグランプリ。

その年活躍した選手のみが、このレースの出場権を得ます。

今年出場を決めた選手は誰なのか、予想するにあたって何が重要なのか。

競艇戦線では、ボートレースグランプリの概要・予想のコツ・注目選手をご紹介！

ぜひ最後までご覧ください。

ボートレースグランプリとは？

ボートレースグランプリとは、競艇において最もグレードが高いSGレースの一つ。

5大SG競走の最終戦として毎年12月に開催されます。

優勝賞金はなんと1億円！

公営ギャンブルの中では「KEIRINグランプリ」の1億3700万円に次ぐ賞金額です。

• 1位:1億円
• 2位:4,700万円
• 3位:3,300万円
• 4位:2,400万円
• 5位:2,200万円
• 6位:2,000万円

優勝すれば、多額の賞金を手にすることと同時に、その年の賞金王に輝くことになります。

ボートレースグランプリが「賞金王決定戦」と呼ばれているのはこのためです。

またボートレースグランプリと並行して、グランプリ出場者を除く獲得賞金上位者による「グランプリシリーズ」も開催。

ボートレースグランプリで得点率が低くなった選手は、こちらのシリーズ戦に参加することになります。

出場資格は獲得賞金上位18名

続いてボートレースグランプリの出場資格を説明します。

ボートレースグランプリへの出場条件は、その年の獲得賞金ランキング上位18名に入ることのみ。

ボートレーサーは約1600人いるので、出場が許されるのは全体のわずか1.1%となります。

条件はシンプルですが、かなり狭き門です。

また、獲得賞金上位となっても選出除外条件に当てはまると出場はできません。

特にフライングには要注意。

昨年のボートレースグランプリ優勝者である白井英治選手もフライングに悩まされ、今年は出場権を掴むことができませんでした。

2年連続の優勝の夢は潰えています。

日程とルールについて

ボートレースグランプリは普段のレースとは違い、特殊なスケジュールが組まれています。

獲得賞金額や得点率によって枠などが決まっていくので、しっかり把握しておきましょう。

ボートレースグランプリの全日程は6日間。

大きく分けて3つのステージで戦いが繰り広げられます。

トライアル1st	1,2日目
トライアル2nd	3,4,5日目
FINAL	6日目(順位決定戦・優勝戦)

トライアル1stに出場するのは賞金ランキング7位〜18位の12名。

初日は獲得賞金ランキングに応じて枠番が決定します。

2日目は初日の成績で組み合わせが決まり、枠番は抽選で決まります。

2日目の枠番を決める抽選は、毎年の様に盛り上がりを見せます。

この抽選結果が後々の順位に大きな影響を与えるため、要注目です。

獲得賞金上位6名に加え、トライアル1st得点率上位6名がトライアル2nd への切符を手にします。

トライアル2ndの進み方もトライアル1stと同様。

初日は獲得賞金ランキングとトライアル1stの成績で枠番が決まり、2日目は抽選で枠が決まります。

トライアル2ndを勝ち抜いた得点率上位6名は優勝戦、下位6名は順位決定戦に出場します。

最終日のレースは、どちらとも得点率上位の選手から枠番が決定。

6日目12Rに行われるグランプリ優勝戦にて、ついにグランプリ優勝者が決まります。

18名で始まるボートレースグランプリも、6日目の優勝戦に出場できるのはたったの6名。

トップクラスの争いを制した選手だけが、優勝に近づくことができます。

歴代優勝選手をご紹介！

上記のように行われるボートレースグランプリ。

最高峰のレースとして、毎年激戦が繰り広げられます。

そんなボートレースグランプリをどのような選手が制してきたのでしょうか。

過去10年分の優勝者を集めました。

その年の賞金王を決める戦いでもあるボートレースグランプリ。

皆さんも一度は名前を聞いたことがある選手ばかりなのではないでしょうか。

今年の獲得賞金ランキング1位の峰竜太選手は、すでに2回もボートレースグランプリを制しています。

今年はどの選手が優勝するのでしょうか。

年末に向け期待が高まります。

ボートレースグランプリ【2023】の概要

ここまででボートレースグランプリについて説明しました。

ここからは、今年のボートレースグランプリについて紹介していきます。

まずは基本情報から。

1986年から始まったボートレースグランプリは、今年で38回目を迎えます。

昨年は大村競艇場で開催されましたが、今年は例年通り住之江競艇場で開催。

競艇戦線では、予想のコツや注目選手を紹介しているのでぜひ参考にしてください。

枠番抽選が封筒方式に変更！

ボートレースグランプリの中でも、例年盛り上がりを見せるトライアルの抽選。

従来は、枠番色が飛び出すガラポン方式でしたが・・・

今年から封筒方式に変更。

封筒方式では、以下の手順にて枠番が決まります。

1. 順番に封筒を引く
2. 全員の手元に封筒が揃ったら一斉に開封

順に抽選器を回すガラポン方式は、最初に白い球(①号艇)が出た場合、後半の盛り上がりに欠けることがありました。

しかし、封筒方式の場合、枠番は同時に決定。

さらに緊張感が高まることが考えられます。

一段と盛り上がるであろう、ボートレースグランプリから目が離せませんね。

出場選手をご紹介！

ボートレースグランプリに出場できるのは、獲得賞金ランキング上位18名のみ。

今年もその18名が決まりました。

すでに決定している枠順とともに紹介していきましょう。

まずはトライアル1stに出場する選手から。

初日11Rに出場する選手がこちらです。

続いて初日12R。

次にトライアル2ndから参加する獲得賞金ランキング上位6名を見ていきましょう。

3日目の11Rに登場する選手がこちら。

次の12Rには賞金ランキング1位の峰竜太選手が登場します。

賞金ランキング上位から順に、内枠となっています。

ただ、抽選で枠を決める日もあるので誰が優勝するかは、まだまだ分かりません。

そこで競艇戦線では、ボートレースグランプリ【2023】の予想のコツを紹介！

ご自分の予想の参考にしてみてください。

ボートレースグランプリ【2023】の予想のコツを紹介！

ボートレースグランプリ【2023】に出場する選手は、今年トップクラスの成績を残した選手のみ。

実力も拮抗しており、誰が勝ってもおかしくありません。

そこで、予想の前に競艇場やモーターについての情報を頭に入れておきましょう。

混戦が予想される分、この情報が予想の鍵になることは間違いありません。

住之江競艇場は水質と第2マークに注目！

今年は例年通り住之江競艇場で開催されるボートレースグランプリ。

住之江競艇場の特徴を踏まえた上で予想しましょう。

住之江競艇場の水質は「淡水」。

海水より浮力が出ないので、体重差がレースに影響しやすいです。

そのため、他の選手と比較して体重が目立って重い選手は、買い目から外しても良いかもしれません。

加えてモーター性能の差が出やすいのも淡水の特徴。

モーターについては、後述するので合わせてチェックしておいてください。

続いての特徴は「2マーク付近で荒れやすい」こと。

※出典:ボートレース住之江公式HP

この理由は、スタート時にできる引き波がスタンド側と対岸側にぶつかって第2マーク付近に戻ってくるからです。

これによって発生する波によって、とても走りにくい水面となります。

周回展示の際に、第2マークで綺麗にターンできている選手は、優先的に買い目に入れても良いでしょう。

続いて、天候や気候による影響を紹介します。

住之江競艇場は季節によって風向きが変わりますが、強風が吹くことはほとんどありません。

そのため、追い風の場合は1コースが有利、向かい風の場合は捲りが決まりやすいです。

冬は追い風が吹くことが多いので、ボートレースグランプリの時期は、1コースが有利となるレースが多いでしょう。

最後に、住之江競艇場の特徴をまとめておきましょう。

有利なコースは1コース

住之江競艇場の特徴を頭に入れたところで、コース別の勝率を見ていきましょう。

競艇のセオリーでは、内枠の選手が舟券に絡みやすいですが、住之江競艇場はどのコースの勝率が高いのでしょうか。

2022年12月1日〜2023年11月30日のデータから分析していきます。

※赤字は全国平均以上

出典:艇国データバンク

全国平均と比べると、内枠の勝率が高く、外枠は低め。

1コースが舟券に絡む確率がかなり高いです。

よって、競艇のセオリー通り内枠の選手を優先的に買い目に入れましょう。

SGはモーターを重視

限られた選手のみが出場を許されるSG。

選手の実力差があまりない分、モーター性能がレースの勝敗を分けることが多いです。

その傾向はボートレースグランプリでも同様。

特に一番性能が良いとされる「エースモーター」は要チェックです。

今回のボートレースグランプリでは、誰がどのモーターを引いたのでしょうか。

成績上位のモーターを引いた選手はこちらです。

※2023年12月11日終了時点

※出典:ボートレース住之江公式HP

エースモーターである16番を引いたのは・・・

磯辺誠選手！

その他を見ると、トライアル2ndから出場する選手が性能の良いモーターを手にしました。

トライアル2ndから出場するうえ、性能の良いモーターを引いた選手は優勝する可能性も高まります。

よって獲得賞金ランキング上位勢にますます注目です！

ボートレースグランプリ【2023】の注目選手を紹介！

最後に今年のボートレースグランプリに出場する注目選手を3名選んでみました。

競艇戦線の管理人の独断と偏見によるものですが、買い目に迷った際はぜひ参考にしてみてください。

それでは、プロフィールとともに紹介します。

獲得賞金ランキング1位「峰竜太」

最初の注目選手は、賞金ランキング1位に君臨する「峰竜太」選手。

言わずもがな優勝候補の一人です。

直近では、10月に蒲郡競艇場で開催された「第70回ボートレースダービー(SG)」で優勝。

11月に開催された「第26回チャレンジカップ(SG)」でも準優勝を果たしています。

実力はもちろん、調子も右肩上がり。

ボートレースグランプリ3度目の制覇に期待が高まります。

住之江競艇場と相性抜群「桐生順平」

続いて注目は、賞金ランキング7位の「桐生順平」選手です。

SG・G1合わせて通算20勝を果たしている文句なしの実力派。

今年は2017年以来のSG優勝に期待がかかります。

また、住之江競艇場での当地勝率を見てみると・・・

※ボートレースグランプリ【2023】出場選手内の順位

順位	選手名	勝率
1位	峰竜太	7.83
2位	桐生純平	7.76
3位	濱之谷憲吾	7.42
4位	池田浩二	7.40
5位	今垣光太郎	7.37

峰竜太選手に続いて、2番目に当地勝率が高いです。

トライアル1stからの出場とはなりますが、競艇場との相性は抜群。

ダークホースとしてボートレースグランプリでも活躍してくれるでしょう。

競艇戦線イチオシ！「池田浩二」

最後に紹介するのは、競艇戦線イチオシの「池田浩二」選手。

SG優勝回数は10回と、歴代5位の記録を持っています。

今年も賞金ランキング6位につけ、トライアル2ndからの出場をもぎ取りました。

池田浩二選手といえば「ウィリーモンキー」という技。

水の抵抗を極限まで減らすハイレベルな技で「インに池田がいれば買い目に含めろ」とも言われています。

インコースが有利の住之江競艇場の特徴を踏まえても、池田選手がインコースに来た場合は要注目です。

ベテランの意地を見せ、圧巻の走りを見せてくれるでしょう。

ボートレースグランプリのまとめ

今回はボートレースグランプリ【2023】について紹介しました。

最後に紹介した内容をまとめておきます。

競艇界最高峰のレースであるボートレースグランプリ。

今年は例年通り住之江競艇場での開催が決まりました。

出場する選手18名も決定し、年末に向け盛り上がりを見せています。

最も熱いレースとして予想に参加する人もたくさんいるでしょう。

しかし選手の実力が拮抗しているため、どの選手を買い目に入れて良いか迷う人も多いはず・・・

そこで競艇戦線では、予想の手助けをしてくれる競艇予想サイトを紹介。

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