今回、ご紹介するのは「スリット隊形から予想される1Mの展開」について。

型に当てはめるだけで1・2着が見極められるので、ぜひ参考にしてみてください。

スリット隊形は12パターンに分けられる

競艇のスリット隊形は大方12パターンに分けられます。

1. 内側先行
2. 横一線
3. 1・2が先行
4. スロー先行
5. カベなし
6. 2・3が遅れる
7. 中凹み
8. 3の先攻め
9. 中ぶくれ
10. 1が遅れる
11. 外側先行
12. ダッシュ先行

▲タップすると各パターンの展開シミュレーションに遷移します。

競艇はスタート隊形が9割と言っても過言ではありません。

例えば、伸び型の選手がカドからハナを切られて、中凹みになると、インは勝てる要素がありません。

上記で挙げたスリット隊形の①〜⑥はイン逃げが決まりやすい隊形。

⑦〜⑫はイン逃げが決まりにくい隊形と覚えておきましょう。

スリット隊形→1Mの展開シミュレーションをご紹介！

それぞれ、どのコースが有利になるか、どの決まり手が決まりやすいのか。

イン逃げが決まった際の展開シュミレーション（動画）と併せてご紹介します。

内側先行

内側先行のスリット隊形は、イン逃げ濃厚です。

他艇は差しを狙う展開になるため、差し率が高い・引き波を超える舟足を持つ内枠は信頼度を上げるべきです。

一方で、5・6コースは展開に絡む余地は無く、舟券から外しても問題は無いでしょう。

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横一線

横一線のスリット隊形は、枠番通り（①▶②▶③）に決まりやすいです。

ただ、どの艇にも展開が向く可能性があるため、舟足や選手の実力を加味する必要があります。

相手が絞りにくい隊形のため、状況に応じた柔軟な視点を持っておくと良いでしょう。

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1・2が先行

①②号艇が先行するスリット隊形では、①②−①②の決着となる可能性が高いです。

ただ、②号艇がまくりを決めた場合、①号艇が引き波で沈んで、②-③④の展開も考えられるので、注意してください。

どんな展開でも①②号艇の動きを考えれば、大方の展開を組み立てられる「美味しいスリット隊形」なので、頭に入れておきましょう。

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スロー先行

スロー勢が先行すれば、内枠中心の決着になりやすいです。

内枠が横一線で並ぶ形になると、まくりは競り合って自滅するリスクが高く、②③号艇は自然と差しを選択する展開がほとんど。

そのため、②③号艇が好走するには「小回りの効く旋回力」「引き波を超える力強さ」を持つモーターであるのが絶対条件です。

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カベなし

2コースが遅れると、展開はイン逃げか3コースのまくり差しが基本線。

もし4〜6コースの伸び足が良ければ、外枠が展開を作る可能性も浮上します。

遅れた2コースは、他艇の引き波に飲まれて沈むことになるので、展開予想で動きを考慮する必要は無いでしょう。

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2・3が遅れる

2・3コースが遅れると、4コースがまくる展開が一気に増えます。

4コースは2・3コースを一気に締め、1コースに対して先マイを仕掛る動きを展開。

もしまくりが決まれば、スジ舟券により④-⑤となり、失敗しても①-④-⑤⑥といった、外枠に展開が向くケースが目立ちます。

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中凹み

センター勢が遅れると、内枠または外枠が好走する真逆の展開が想定されます。

外枠が好走するには、伸び足が優れていることがマスト。

この隊形はダッシュ・スロー互いに「壁役」がおらず、展開がかなり読みやすいため、取りこぼさないようにしましょう！

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3の先攻め

3コースが先行すると、3コースはまくりを仕掛けてきます。

まくりが成功すると1・2コースは引き波で沈むため、2・3着も外枠が中心の展開になりやすいです。

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中ぶくれ

センター勢が先に出ると、内枠を締めてまくりを仕掛けてきます。

その際、1・2コースが抵抗すれば競り合いが発生し、1Mにスペースが空いて、5・6コースの差しが決まることも。

もし仮にまくりが成功しても、展開は外に向くので、どちらにせよ人気薄が舟券に絡む荒れる展開に繋がりやすいです。

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1が遅れる

1コースが遅れると、2コースはまくりを仕掛けてきます。

1コースは引き波に飲まれるため、外中心の展開になると考えて良いでしょう。

ただ、3コース〜はどの決まり手も仕掛けられるため、各艇のコース別決まり手率を踏まえて、様々な展開を想定する必要があります。

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外側先行

外側が先行すると、各艇は内を締めてまくりを仕掛けてきます。

もし、まくりが成功すれば、仕掛けた艇の外側に展開が向くことになるでしょう。

注意点は外枠がまくりを狙いつつ、内枠の動きによっては、まくり差しに切り替える可能性があること。

各艇の行き足・伸び足・走り方のクセなどを踏まえて、内枠が着を残す展開を想定する必要が出てくるので、一気に予想難易度が上がります。

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ダッシュ先行

基本は外枠が中心の展開となります。

3コースが外枠の攻めに抵抗すると、差しに切り替えた5・6コースが1着を取り、1・2コースが着を残す展開もちらほら。

加えて、同じような展開で「①-⑤⑥」の出目も浮上しやすく、オッズも高く付くので、狙い目の展開と言えるでしょう。

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まとめ｜12パターンを理解すれば勝率UP間違いなし！

今回は、12パターンのスリット隊形と、それぞれの展開について解説してきました。

まずは前情報をもとに、どのスリット隊形になるかを予測。

大まかに12のパターンに分けられると思うので、それぞれに応じた展開を読み解いていけば、自然と勝率も上がっていくでしょう。

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