競艇の1-2=345は稼げるの?メリットや効率よく稼ぐポイントを徹底解説!

今回は、競艇の3連単フォーメーション「1-2=345」について解説していきます。
有利な内枠が中心の買い方なので、"勝ちやすい"と認識している方も多いでしょう。
では実際のところ「1-2=345」は稼ぐことはできるのでしょうか。
競艇戦線が自腹で参加をして、その結果を大公開。
参加して分かった勝つコツからポイントまで徹底解説していきます!


日本モーターボート競走会に就職し、審査員を経験。その後、競艇予想屋に転身すると同時に、予想サイトの闇を暴く活動に従事。その活動が認められ、戦線グループに仲間入りした。
競艇の「1-2=345」とは?
「1-2=345」とは「1-2-345」「1-345-2」のどちらも的中する買い方。
買い目点数は「1-2-3」「1-2-4」「1-2-5」「1-3-2」「1-4-2」「1-5-2」の計6点です。
- イン逃げが決まる
- ②号艇が舟券に絡む
- ⑥号艇が舟券に絡まない
この3つの条件が揃ったとき、的中となります。
では「1-2=345」の的中確率・平均配当を見てみましょう。
出現回数 | 14474回(54861レース中) |
---|---|
的中確率 | 26.4% |
平均配当 | 1,798円 |
最高配当 | 34,670円(1-4-2) |
※集計期間:2024年1月1日〜12月31日
的中確率は26.4%なので、少なくとも4回に1回は的中します。
平均配当が1,798円なのを踏まえると、買い続けるだけでは勝てませんが、比較的簡単に当てやすい買い方と言えるでしょう。
「1-2=345」の3つのメリット
どんな買い方・勝負方法にもメリット・デメリットは必ず存在しますが⋯。
「1-2=345」は、圧倒的にメリットの方が多い買い方です。
- 少点数でも的中しやすい
- トリガミの可能性が低い
- 予想の知識・経験が不要
何より、4回に1回(12R中3R)は当たるという的中率の高さが魅力。
しかも点数は6点なので、オッズが6倍以上付けばトリガミはありません。
イン逃げが決まるレースを選んで「1-2=345」で購入するだけなので、初心者や調子が悪い人でも簡単に的中することができます。
反対にデメリットは、①号艇頭固定の買い方なので高額払戻の確率が低いこと。
一攫千金は狙えないので、コツコツ稼ぎたい人向けの勝負方法と言えるでしょう。

競艇戦線では、堅いレースでコツコツ稼ぎたい方向けに「本日の鉄板レース」を毎日更新中だ。さらに的中率を上げたいという方はぜひ参考にしてくれ。
1-2=345で実際に勝負してみた結果
では、実際のところ「1-2=345」で勝つことはできるのか。
競艇戦線が、全4会場48レースで勝負していきます!
- 検証日は2025年5月15日
- 戸田・平和島・下関・芦屋の4会場に参加
- 出走表は見ずに全レースに参加
- 1点100円計600円で購入
実際に参加した結果を見てみましょう。
戦績 | 48戦19勝29敗 |
---|---|
舟券代 | 28,800円 |
払戻金 | 29,600円 |
的中率 | 39.6% |
回収率 | 102.8% |
収支 | +800円 |
わずかではありますが、プラス収支になりました!
正直、全く予想せずに勝てるとは⋯(笑)
では続いて、各競艇場の参加結果を見てみましょう。
戸田 | 平和島 | 下関 | 芦屋 | |
---|---|---|---|---|
戦績 的中率・回収率 | 12戦4勝8敗 33.4%・124.2% | 12戦3勝9敗 25%・109.6% | 12戦6勝6敗 50%・91.9% | 12戦6勝6敗 50%・85.6% |
払戻金 | 8,940円 | 7,890円 | 6,610円 | 6,160円 |
収支 | +1,740円 | +690円 | -590円 | -1,040円 |
荒れやすい戸田・平和島の2会場で勝つことができました。
特に平和島5Rでは70.4倍を的中し、一気にプラス収支に。
まとめると「回収率が高い▶荒れやすい戸田・平和島」「的中率が高い▶荒れにくい下関・芦屋」という結果になりました。

この結果を踏まえると、タイミングを選ばずに的中したい方は堅い競艇場に。多少賭け金が増えても最終的には勝ちたいという方は荒れやすい競艇場に参加すると良いだろう。
1-2=345で狙うのが危険な4つのレース条件
競艇戦線が「1-2=345」で勝負した際はギリギリプラスになりました。
その上で、より回収率を上げるためには参加するレースを厳選することが必要になるでしょう。
では「1-2=345で勝負するべきではないレース」に焦点を当てて、解説していきます。
- 1号艇がトップレーサー
- 2号艇が直まくりを狙うレース
- 5号艇に新人選手がいる
- 前付けが得意な選手がいる
では1つずつ見ていきましょう。
1号艇がトップレーサー
①号艇がSG常連の超一流選手の場合は「1-2=345」で勝負しないのをおすすめします。
その理由は、2コースの選手が走りにくいターンができるから。
一流選手はハンドルを切るのが遅い上にターンマークを外さないため、②号艇の差すスペースがなくなり着外に沈みやすくなります。
良い例が、2024年賞金王の毒島誠選手のイン戦。
「毒島1-3理論」とも呼ばれ、毒島選手が①号艇の際は「1-2」よりも「1-3」の方が出やすいというデータがあります。
「1-2=345」は②号艇が重要になるので、②号艇が不利になる条件は避けましょう。
2号艇が直まくりを狙うレース
2号艇の決まり手は約65%が「差し」です。
そんな中、②号艇が「まくり」を狙うレースは「1-2=345」にならない可能性が高いので注意が必要。
当然、②号艇のまくりが決まって1着まで来てしまったら不的中。
もしくは①号艇が抵抗すると、①号艇か②号艇のどちらかは外に大きく流れて後退します。
すなわち、どちらにせよ「1-2=345」になる確率が極めて低いのです。
- 2号艇のコース別決まり手が「まくり」の方が多い
- 2号艇の選手が今節まくりで勝利している
- 1号艇の平均スタートが遅い
以上に1つでも当てはまる際は「1-2=345」で勝負するのは危険なので避けましょう。
5号艇に新人選手がいる
競艇には「新人選手は6コースから」という暗黙の了解があります。
言い方を変えると、新人選手がいる場合「⑥号艇が5コースからスタートできる」ということ。
これによって「1-2=345」に含まない⑥号艇が舟券に絡みやすくなります。
このレースでは、⑤号艇が新人選手のため展示航走から5コースには⑥号艇が入っています。
しかも⑥号艇はA1級のため、舟券に絡む確率は格段にアップ。
実際に結果は⋯。
「A1級+5コース」の⑥号艇が2着まで来て「1-2=345」では不的中に。
よって新人選手が⑤号艇に入っている場合は、⑥号艇が舟券に絡む確率が高いため「1-2=345」での勝負に適していません。

反対に新人選手が6号艇の場合は、積極的に「1-2=345」で勝負しよう。新人選手が5号艇のレースは「1-2=346」で勝負しても面白いかもな。
前付けが得意な選手がいる
前付けとは、 外枠の艇がインコースを取ろうとする戦法。
前付けが得意な選手がいると、スタート隊形が枠なり進入(123456)では無くなる可能性が高いです。
例えば、前付けが得意な代表的な選手「西島義則選手」の場合⋯。
開催初日から全レースで2コース以内を取っており「⑥号艇で2コース」というレースも2回あります。
こういった選手が1人でもいると、イン決着でも「1-2=345」には当てはまらないことも。
また、スタート展示と本番でスタート隊形が変わることも多いため、枠を重視した「1-2=345」で勝負するのは危険でしょう。

前付けが得意な選手は⋯。西島義則・今村暢孝・江口晃生・上瀧和則・深川真二・村上純・石川真二・鈴木幸夫・西田靖。このあたりだな。
1-2=345で効率よく稼ぐための3つのポイント
続いて「1-2=345」で効率よく稼ぐためのポイントを解説していきます。
参加するレースや賭け方を工夫すれば勝率をアップできるので、ぜひ参考にしてください。
- 「荒れやすい競艇場+1号艇A級」に絞って参加する
- 資金配分を行って回収率アップ
- 5.6号艇にA1級がいる一般戦を狙う
では1つずつご紹介していきます。
「荒れやすい競艇場+1号艇A級」に絞って参加する
「1-2=345」はイン逃げが決まらないと的中しません。
そこで、的中率アップを狙うために「1号艇がA級」のレースに絞りましょう。
事実、1号艇がA級のレースで1号艇が勝つ確率は約65%なので、3回に1回は1号艇頭で決着します。
ただ、当然配当は安く「1-2=345」ではオッズが一桁のことも多いです。
そこでおすすめなのは「荒れやすい競艇場」に参加すること。
荒れやすい競艇場ならば、1号艇頭の堅い決着になってもオッズが割れて配当が付くケースが多いです。

実際に競艇戦線が「1-2=345」で勝負した際も、荒れやすい戸田・平和島でプラス収支になったぞ!
的中率アップを狙った「①号艇がA級のレース」かつ、回収率アップを狙った「荒れやすい競艇場」に参加すれば効率よく稼ぐことができるでしょう!
資金配分を行って回収率アップ
「1-2=345」は組み合わせによってオッズがかなり安いこともあります。
そこで、少しでも回収率をアップさせるために資金配分をしましょう。
このように資金配分を行えば、どの組み合わせで決着しても回収率を担保できます。
資金配分はテレボートの「ベットリスト」から簡単に行えるので、実践してみてください。

俺がよくやるのは「1-2-345」に各300円、「1-345-2」に各200円の計1,500円で勝負する方法だ。直前オッズを確認するのが面倒な方は試してみてくれ。
6号艇にA1級がいる一般戦を狙う
外枠にA1級がいる一般戦は、枠重視と階級重視で予想が割れるため、オッズも割れる傾向があります。
例えば、2025年5月23日の江戸川5Rの場合⋯。
④号艇がA1級でその他がB級というレース。
⑥号艇が新人選手であることを踏まえると「1-2=345」で勝負しやすいレースと言えるでしょう。

ちなみにこのレースは1番人気でも17.9倍が付くほど超人気が割れていた。4号艇が飛びさえすればかなり配当が付きそうだな⋯。
結果は⋯。
なんとイン逃げ万舟。
このように外枠にA1級がいる一般戦は、人気が割れてトリガミがない上、A1級が飛んだらオッズが跳ねます。
「1-2=345」でローリスク・ハイリターンを実現できる"狙い目"なので、積極的に参加しましょう。
「1-2=345」まとめ
今回は、3連単フォーメーション「1-2=345」について解説してきました。
競艇戦線が参加した結果は、全く予想せずにプラス収支。
ご紹介したポイントを意識すれば、的中率・回収率ともに20%はアップできるでしょう。
また、さらに大きく稼ぎたいという方は「競艇予想サイト」の利用もおすすめ。
全200を超えるサイトの中で、特に好成績を残している3サイトをご紹介するのでそちらも押さえておいてください。









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